合同説明会への出展が決まると、「会社名を見せる背景は必要?」「受付用のカウンターも借りるべき?」「セットだけで準備は足りる?」と、備品選びに迷うことがあります。
合同説明会のブース装飾をレンタルで揃えるときは、背景・受付・資料置き場の3か所に分けて考えると、必要なものを整理しやすくなります。そのうえで、主催者が用意する机や椅子と照らし合わせ、不足する装飾や備品を選びましょう。
この記事では、就職説明会の進め方に合う備品構成と、セットを選ぶ前に確認したいポイントを紹介します。
どのような装飾や備品があるか確認したい方は、就説セットの商品一覧もあわせてご覧ください。
1. 合同説明会のブース装飾は、会場にある備品の確認から
机・椅子・壁面が用意されているかを調べる
装飾を選ぶ前に、主催者から届く出展案内やブース図面を確認しましょう。同じ合同説明会でも、出展プランによって付属する備品は異なります。
机や椅子が用意されていれば、それらを生かして装飾を加えられます。一方、背景となる壁面がない場合や、壁面への掲示が禁止されている場合は、自立するバックパネルやバナースタンドなどを検討する必要があります。
- ブースの間口・奥行き・高さ制限
- 机と椅子の数量・サイズ
- 背面や側面のパネルの有無
- 壁面への掲示方法と使用できる固定用品
- 防炎素材の指定や電源の利用条件
机があるから受付カウンターも必要、とは限りません。受付と説明を同じ机で行えるかを先に考えると、備品を増やしすぎずに済みます。
当日の説明方法を決めてから装飾を選ぶ
複数の学生にまとめて説明するのか、少人数で個別に話すのかによって、使いやすいブースの形は変わります。
着席で説明する場合は、椅子を引く場所と出入りする通路を確保します。立ち寄った学生へ資料を渡す場合は、入口付近に資料を手に取れる場所を設けると、説明中でも配布しやすくなります。
装飾品の大きさだけでなく、学生とスタッフが動く場所まで含めて配置を考えましょう。
2. 背景・受付・資料置き場で考える必要な備品
備品を選ぶときは、それぞれの置き場所で「何をしてもらいたいか」を決めると、選ぶ理由がはっきりします。
| 場所 | 主な役割 | 備品・装飾の候補 |
|---|---|---|
| 背景 | 会社名や仕事の特徴を伝える | バックパネル、バナースタンド、掲示可能な壁面に取り付けるタペストリー |
| 受付 | 来場者に声をかけ、説明や着席へ案内する | 会場の机、受付用カウンター、テーブルクロス |
| 資料置き場 | 会社案内や募集資料を手に取ってもらう | カタログスタンド、卓上カタログケース |
すべてを別々に用意する必要はありません。会場の机の一角を受付と資料置き場に兼用するなど、ブースの広さに合わせてまとめる方法もあります。

背景は、社名と伝えたい内容を絞る
背景に会社情報を詰め込みすぎると、通路から見たときに要点が伝わりにくくなります。社名に加え、「どのような仕事に関わる会社なのか」が分かる短い言葉や写真を選びましょう。
詳しい募集要項は会社案内に任せ、背景は会社を見つけてもらうために使う、と役割を分ける方法もあります。
設置できる幅だけでなく、脚部の奥行きや高さ制限も確認してください。前に机や人が立った状態を想定し、隠したくない情報をどこに配置するか考えることも大切です。
受付は、入口をふさがない位置に置く
受付用カウンターを使う場合は、ブースの正面をすべてふさがないように配置します。学生が入る場所と、スタッフが立つ場所を残しましょう。
また、受付で筆記をしてもらう場合と、資料を手渡すだけの場合では、必要な天板の広さや高さが異なります。使う場面を決めてからサイズを選んでください。
資料置き場は、種類と配り方に合わせる
会社案内を1種類だけ配る場合は、机の上の小さな資料コーナーでも対応できます。職種別の案内やインターンシップ資料などを分けたい場合は、段ごとに整理できるカタログスタンドが候補になります。
資料は山積みにせず、手に取りやすい量を出して補充する方法も検討しましょう。予備の資料を置く場所は、通路や学生の足元を避けて確保します。
3. 就職説明会の進め方に合わせた備品の組み合わせ例
ここでは、会場設備や説明方法に応じた構成例を紹介します。掲載している組み合わせは選び方の例であり、ひとつのセット商品にすべて含まれることを示すものではありません。
会場の机と椅子を使って、着席説明をする場合
主催者が机と椅子を用意する場合は、背景の装飾を中心に検討します。机の前面にはテーブルクロス、椅子には対応するチェアポップを組み合わせると、会場備品を生かしながら見た目を整えられます。
ただし、クロスや椅子カバーなどには買取商品もあります。レンタルする本体と、制作・購入する装飾品を分けて確認してください。
受付を机の端で行えるなら、別のカウンターを追加しない構成も考えられます。その分、学生が着席する場所や移動する場所を確保できます。
少人数で個別に対応する場合
会社名が見える背景と、声をかける場所を中心に構成します。カウンターを置く場合は、スタッフと学生が向き合って話せる場所を確保しましょう。
話が長くなる場合や個別相談を行う場合は、着席用の机と椅子が必要かも検討します。立ったまま使うカウンターを、着席相談用の机として扱わないようにしましょう。
説明中でも資料を受け取ってもらいたい場合
背景の装飾に加え、ブースの入口寄りに資料置き場を設ける構成が候補です。説明を聞く学生の出入りと、資料を取る学生の動きが重ならない位置を選びます。
床置きのカタログスタンドを追加する余裕がなければ、机の上に置けるカタログケースも検討できます。どちらの場合も、会場の共用通路にはみ出さないように設置してください。

説明方法に合う構成が見えてきたら、就説セットの掲載商品と照らし合わせ、不足する備品を確認しましょう。
4. セットを選ぶときは、含まれるものと追加するものを確認
「装飾セット」と「机・椅子を含む備品一式」は別に考える
セットという名前でも、机や椅子まで含まれるとは限りません。背景やクロスなどの装飾をまとめた商品と、受付用の備品を含む商品では、用意できるものが異なります。
例えば、公式サイトの「就活セットC」は、チェアポップ・テーブルクロス・タペストリーを組み合わせた商品です。商品説明には、パイプ椅子やテーブルは含まれないと記載されています。
また、この商品には「買取のみ」の表示があります。就説セットの一覧に掲載されていても、すべての商品を短期レンタルできるとは限りません。各商品ページで利用区分を確認しましょう。
数量と用途を一つずつ照らし合わせる
セットを選ぶ際は、「何が入っているか」に加えて「いくつ入っているか」を確認します。椅子を複数脚使うなら、装飾する範囲に対してカバーの数量が足りるかを調べましょう。
確認する順番は、次の3つに分けると分かりやすくなります。
- 会場にあるもの:机・椅子・背面パネルなど
- セットで用意するもの:背景装飾・クロス・チェアポップなど
- 追加で必要なもの:受付カウンター・資料スタンドなど
商品説明と仕様表で数量や条件が異なる場合は、自己判断で注文せず、希望する構成を伝えて確認してください。
単品を追加するときは、置く場所も決める
セットに資料置き場が含まれていないからといって、すぐに床置きスタンドを追加する必要はありません。机の上で対応できるか、床に置く場合は学生の出入りを妨げないかを確認します。
必要な機能を会場備品で補えれば、追加の手配や設営作業を減らせます。
5. 印刷・サイズ・納品条件を注文前に確認する
印刷する内容と、レンタル・買取の範囲をそろえる
オリジナルの社名や採用メッセージを使う場合は、本体の利用条件と印刷物の手配を分けて確認しましょう。本体料金だけを見て、印刷やデザイン制作まで含まれると考えないことが大切です。
- 本体だけの手配か、印刷付きか
- デザインデータを自社で用意するか、制作を依頼するか
- 印刷物や装飾品は返却するものか、手元に残るものか
- 入稿後の確認と制作に必要な日数
背景・受付・資料に使う社名表記や色をそろえると、別々に手配した備品でも統一感を出しやすくなります。
本体寸法と、人が使うための空間を確認する
商品が図面の中に収まっていても、椅子を引いたり、スタッフが資料を補充したりする場所が足りないことがあります。
バックパネルは脚部まで含めた奥行き、カウンターは後ろに立つ場所、カタログスタンドは資料を取る人の立ち位置まで考えて配置します。
壁面に取り付ける装飾は、サイズだけでなく固定方法も確認しましょう。取り付け可能な位置や防炎の指定は、主催者の規定に合わせてください。

開催日だけでなく、受け取りと設営の日程も伝える
見積もりや問い合わせでは、開催日に加え、希望する受取日・設営日・返却予定日を伝えましょう。会場へ直接届ける場合は、受け取り可能な日時や宛名の指定、荷物の受取担当者も確認します。
費用は、本体・印刷・デザイン制作・配送・追加備品を含めて確認してください。商品ページの表示価格だけで、必要な総額を判断しないようにしましょう。
手配から返却までの全体の流れは、展示会出展準備のチェックリストでも確認できます。
6. 合同説明会の装飾は、必要な構成を決めてから相談する
合同説明会のブース装飾をレンタルで揃えるには、商品を選ぶ前に「背景で何を伝えるか」「どこで案内するか」「どこで資料を渡すか」を整理することが大切です。
会場にある机や椅子を生かし、セットの内容と不足する備品を照らし合わせれば、過不足の少ない構成を考えやすくなります。
相談する際は、次の情報を伝えると、必要な備品や利用条件を確認しやすくなります。
- 開催日・会場名・希望する受取日
- ブースの間口・奥行き・高さ制限
- 主催者が用意する机・椅子・壁面の内容
- 着席説明・個別対応・資料配布など、当日の進め方
- 背景・受付・資料置き場に用意したいもの
- 印刷やデザイン制作の希望と、配送を含めた予算
図面と会場備品の一覧があれば、希望する装飾と一緒に共有しましょう。利用できるスペースや手配済みのものが分かると、追加する備品を判断しやすくなります。
構成に迷う場合や、セットの内容・レンタルと買取の区分を確認したい場合は、お問い合わせください。利用の流れはレンタルガイドでもご案内しています。