展示会のカウンターをレンタルするとき、「受付に使える幅はどれくらい?」「パンフレットの予備は収納できる?」「置いたあとにブースが狭くならない?」と迷うことはありませんか。
選ぶ順番は、用途を決める、天板に置く物を並べる、収納を確認する、設置スペースを測る、の4つです。外観や商品名だけで選ばず、当日の動作まで考えると、必要なサイズを絞りやすくなります。
この記事では、受付・商品展示・資料収納に使うカウンターの選び方を、レンタル1番ドットコムの掲載商品と具体例を交えて解説します。
1.展示会カウンターは受付・展示・収納の優先順位から選ぶ
最初に決めたいのは、カウンターで行う主な作業です。1台で受付も展示も収納もまかなう場合でも、最もよく使う場面を決めておくと、サイズ選びの基準がはっきりします。
| 主な用途 | 優先して確認すること | 選定前に試したい動作 |
|---|---|---|
| 受付・名刺交換 | 対応人数、資料を渡す幅、記入する場所 | 名刺を受け取り、資料を渡す |
| 商品展示・実演 | 展示物の大きさ・重さ、操作する余白 | 商品を持ち上げる、向きを変える、機器を操作する |
| 資料・ノベルティの収納 | 収納内寸、棚の有無、取り出し口の向き | 接客中に予備を取り出して補充する |
同時に行う作業を数える
同じ受付でも、名刺を受け取ってパンフレットを渡すだけの場合と、来場者にタブレットへ入力してもらう場合では、必要な天板の広さが変わります。
例えば、来場者が入力している横で別の方へ資料を渡したいなら、入力用と受け渡し用の場所が必要です。スタッフが2人いる場合も、交代で使うのか、同時に対応するのかを分けて考えましょう。
一度に行う作業が多い場合は、大きな1台にまとめる案と、受付と展示を別の台に分ける案を比較すると整理しやすくなります。
2.受付用カウンターの幅は天板に置く物から決める
必要な幅を判断するには、実際に使う物を机の上へ並べてみる方法が分かりやすく確実です。名刺受け、パンフレット、筆記具、タブレットなどを用意し、当日と同じ使い方を試します。
物が収まる幅と、作業できる幅を分けて考える
例えば、幅300mmのパンフレット置き場と幅250mmのタブレットスタンドを横に並べると、物だけで550mmを使います。ここに名刺の受け渡しや手を動かす場所が必要です。
この550mmは説明用の計算例であり、受付に必要な幅の基準ではありません。実際に使う備品を測り、来場者側とスタッフ側の両方から動作を確認してください。
本体の幅と、実際に使える天板の幅が一致するとは限りません。丸みのある天板や縁がある商品では、四角い物を並べられる範囲も確認しましょう。
実商品の寸法を比べると違いが分かる
レンタル1番ドットコムの掲載寸法を、幅・奥行・高さに分けると次のようになります。
| 商品 | 幅 | 奥行 | 高さ |
|---|---|---|---|
| 布製ストレートカウンター | 1,020mm | 400mm | 1,060mm |
| カウンターテーブル スリムタイプ | 700mm | 400mm | 990mm |
この2商品は幅が320mm異なりますが、掲載されている奥行はどちらも400mmです。「スリム」という名称だけで奥行が浅いと判断せず、実際の寸法で比べましょう。
上記は本体サイズです。天板の有効寸法や載せられる重量、利用日の在庫は、別途確認してください。

3.展示・実演用は奥行と高さ、載せる物の重さを確認する
商品展示に使う場合は、展示物が天板に収まるだけでなく、説明や操作をする場所が残るかを確認します。
商品本体に加えて、操作する場所を確保する
ノートパソコンなら画面を開いた状態、機器ならケーブルを接続した状態で測ります。商品を回して見せる、付属品を横に置く、来場者が手に取るといった動作も含めて、必要な奥行を考えてください。
展示物が天板の端に寄りすぎる場合は、台を大きくするほか、展示点数を減らす、説明資料を別の場所に移す方法もあります。
高さは「立ち話」と「記入・操作」で使い勝手が変わる
資料を渡すだけの受付と、文字を書いたり画面を操作したりする台では、使いやすい高さが異なります。商品自体に高さがある場合は、天板から上にどれだけ出るかも確認しましょう。
座って対応する予定なら、椅子との高さの関係に加え、膝や足が入る空間も必要です。背面に棚があるカウンターでは、椅子を置けても足元が収まらない場合があります。
来場者の利用姿勢に合わせて、記入用の低い机を別に用意するなど、対応方法も検討してください。
天板と収納棚の耐荷重は別に確認する
載せる予定の物は、機器本体だけでなく、台座・資料・付属品を含めた重さを伝えます。天板と中棚で載せられる重さが異なる場合もあるため、一方の数値をもう一方に当てはめないことが大切です。
耐荷重が商品ページに記載されていない場合は、見た目や材質から判断せず、設置する物の重さと接地面の大きさを伝えて確認しましょう。
4.収納付きカウンターは入る量と取り出し方で選ぶ
収納は「中に入るか」と「使っている最中に取り出せるか」を分けて確認します。特に、運搬用の収納ケースを兼ねる商品では、会期中に資料を補充する使い方に合うかを確認しておきましょう。
本体の外寸から収納量を判断しない
本体が大きくても、内部の支柱や棚板、開口部の形によって、入れられる物は変わります。資料を箱ごと入れたい場合は、箱の幅・奥行・高さを測り、収納内部と取り出し口の両方に収まるかを確認してください。
カウンターテーブル スリムタイプには、中に天板や物を入れるスペースがあると案内されています。ただし、この説明だけで、接客中に背面から資料を取り出せるとは判断できません。用途に合う開閉方法か、事前に確認しましょう。
確認したい収納のポイント
- 内部の幅・奥行・高さと、取り出し口の大きさ
- 棚板の有無と、棚ごとの耐荷重
- 背面・側面・上部のどこから出し入れするか
- 天板に物を置いた状態でも開閉できるか
- 扉やふたを開けるための空間が必要か
- 来場者側やブースの横から中身が見えないか
配布物は、すぐ使う分と補充用を分けると整理しやすくなります。すべてをカウンターに詰め込むより、接客中に取り出す物を優先して配置しましょう。貴重品を保管したい場合は、収納の有無とは別に、施錠できるかを確認します。
下の写真は、布製ストレートカウンターの背面です。棚の位置や開口部、内部フレームを確認できます。収納内寸と棚の耐荷重は、使用する物に合わせてお問い合わせください。

5.設置スペースはカウンター本体と人の動く場所を合わせて考える
図面にカウンター本体が収まっても、スタッフが立つ場所や、来場者が止まる場所がなければ使いにくくなります。本体の占有範囲に加えて、受付や補充の動作に必要な場所も確認しましょう。
床に本体の大きさを示して動いてみる
事前にオフィスなどで、床を傷めない方法で本体の幅と奥行を示し、予定する人数で立ってみてください。後ろの資料を取る、横を通る、スタッフが交代するという動作を試すと、図面だけでは分からない窮屈さに気づけます。
確認する範囲は、次の4つです。
- カウンター本体と、脚などの張り出し
- スタッフが立ち、向きを変える場所
- 収納を開けて補充する場所
- 来場者が立ち止まり、次の展示へ進む場所
残った幅がそのまま通路になるとは限らない
例えば、ブース間口3,000mmに幅1,020mmのカウンターを置くと、単純な差は1,980mmです。ただし、これは他の備品や人が使う場所を考慮していない数字です。
横にカタログスタンドがある、入口で説明するスタッフがいる、来場者が待つといった条件を加えてから、実際に通れる範囲を判断してください。
カウンターを置く向きも大切です。背面収納を壁に向けて塞がないか、正面で待つ人が共用通路にはみ出さないかを確認します。会場や主催者の配置・通路に関するルールも優先してください。

6.レンタル前は用途・寸法・収納条件をまとめて相談する
商品を絞ったら、商品名だけでなく、何を置き、何人で、どのように使うかを伝えましょう。条件が具体的になるほど、適した商品かどうかを確認しやすくなります。
問い合わせで伝えたい内容
- 用途:受付、資料配布、商品展示、実演など
- 同時に対応するスタッフと来場者の人数
- 天板に置く物のサイズ・数量・重さ
- 収納したい物や箱のサイズ・数量
- 必要な取り出し方と、棚・施錠の希望
- ブース寸法と、カウンターを置く予定位置
- 利用日程、配送先、印刷の有無
例えば、「受付1人で使用し、天板にタブレットとパンフレットを置く。予備資料は接客中に背面から補充したい」と伝えると、必要な機能が明確になります。
候補が決まった後は、組立方法と梱包時のサイズ・重量も確認してください。設置後の大きさと、運ぶときの扱いやすさは別の確認項目です。
レンタル料金は、希望する利用期間と印刷条件で確認します。サイズや収納の条件を満たす候補同士で、送料などを含む見積もりを比較しましょう。
展示会カウンターは、天板で行う作業、収納の使い方、人の動く場所まで合わせて選ぶことが大切です。用途と置く物が決まったら、実際の寸法に照らして、当日の使い勝手を確認してください。
本記事の商品寸法・仕様は2026年10月15日に確認した掲載情報に基づきます。最新の仕様と貸出状況は、各商品ページまたはお問い合わせにてご確認ください。