展示会の備品をレンタルするとき、「商品ページの料金だけで予算を組んでよいのだろうか」と迷うことはありませんか。
必要な総予算を知るには、利用期間と数量をそろえた商品代金に、含まれていない印刷・デザイン・配送などの費用を加えて確認します。印刷込みのプランなら印刷費を重ねて足さず、送料が未確定なら確認してから予算を決めることが大切です。
この記事では、レンタル1番ドットコムの商品表示を例に、展示会備品のレンタル費用と見積もりの確認項目を紹介します。出展料やスタッフの交通費・宿泊費は、備品の予算とは別に整理しましょう。
1.展示会のレンタル費用は何を合計すればよい?
最初に確認したいのは、表示された金額に何が含まれているかです。同じ商品でも、本体だけを借りる場合と、印刷やデザインまで依頼する場合では注文内容が変わります。
| 費用の項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 備品のレンタル料金 | 希望する利用期間・数量での金額か。必要な付属品も含まれているか。 |
| 印刷費 | 商品代金に含まれているか。必要なサイズ・枚数で計算されているか。 |
| デザイン費 | 完成データを支給するか、制作から依頼するか。 |
| 配送費 | 配送先・梱包数・往復の条件が反映されているか。 |
| 別途手配する費用 | 自社から会場への運搬や、外部に依頼する設営作業などがあるか。 |
セットに含まれる費用を二重に数えない
例えば「本体レンタル+印刷」の金額を使って予算を組むなら、その印刷分をもう一度加える必要はありません。一方、追加の印刷物や別途依頼する作業は、セットに含まれるかを確認します。
見積もりの項目名が「一式」になっている場合も、対象の商品・台数・作業内容が分かれば判断しやすくなります。合計金額だけでなく、その内訳まで確認しましょう。
2.料金を比べる前にレンタル期間をそろえる
展示会が2日間でも、設営や事前確認のために、商品を使い始める日がそれより早くなることがあります。まず、受け取り希望日・設営日・会期・返送予定日を整理してください。
レンタル1番ドットコムでは、利用期間をレンタル日数とし、原則として開始日前日のお届け、利用最終日の翌日の返送を案内しています。ただし、配送状況によって前日に届かない場合もあるため、必要な日程を事前にご相談ください。
「1日料金×会期」で決めず、希望日数を選んで確認する
1日間の表示価格を見て、開催日数をそのまま掛け算すると、実際の注文金額と合わないことがあります。商品ページで希望する種類とレンタル日数を選び、その条件で表示される金額を使いましょう。
社内で複数の商品を比較するときも、「同じ日数・同じ印刷条件」でそろえると、価格差の理由が分かりやすくなります。

3.数量はセット内容と追加する備品に分けて確認する
セット商品の「数量1」は、備品が1台という意味ではありません。セットに何が何台含まれているかを確認してから、不足する備品を加えていきます。
実際の商品で料金の見方を確認する
展示会セット(予算6万円)セットディスプレイA4には、XバナースタンドLタイプ2台とクイックスクリーンエコノミ85が1台含まれています。
2026年10月14日の確認時点では、「本体レンタル(メディアなし)・1日間」の表示価格は4,151円(税込)です。これは印刷や送料を含む総額ではありません。
また、商品名の「予算6万円」は、商品説明にある「本体レンタル+印刷・1日間」のプランに対応した案内です。商品名だけで判断せず、希望する条件を選択して金額を確認してください。
追加する前に、会場で用意される備品も確認する
例えば、バナースタンドに加えて受付用のカウンターが必要なら、セットに含まれているかを確認します。会場の出展プランに必要な備品が付いていれば、追加手配を減らせる場合があります。
候補は「今回必ず使うもの」「会場で用意されるもの」「予算に余裕があれば追加するもの」に分けると、予算調整がしやすくなります。
4.印刷費は枚数とデザインの種類を確認する
バナーやパネルの印刷を依頼するときは、「何枚必要か」に加えて「何種類のデザインを使うか」も伝えましょう。同じ絵柄を2枚印刷する場合と、それぞれ別の絵柄を制作する場合では、依頼する内容が変わります。
完成データの有無を先に決める
自社で完成した印刷データを用意できるなら、印刷を依頼する条件で確認します。ロゴや写真はあるものの、レイアウトから作ってほしい場合は、デザイン制作も含めて相談してください。
社内では「データがあります」と伝えていても、実際にはロゴ画像だけということもあります。入稿できる状態なのか、制作が必要なのかを早めに確認すると、後から見積もりを直す手間を減らせます。
セットディスプレイA4のデザインプランでは、Xバナースタンド2台は同じデザインが条件です。別々のデザインを希望する場合は、別途見積もりになります。

5.送料は配送地域・梱包数・会場の条件で確認する
送料を確認するときは、商品代金とは別に、送り先と荷物の数を見ます。レンタル1番ドットコムの送料案内は往復料金です。
| 送料区分 | 北海道・沖縄・離島を除く地域 | 北海道・沖縄 |
|---|---|---|
| 通常送料・往復 | 3,600円 | 6,400円 |
| 大型送料・往復 | 5,600円 | 9,000円 |
上記は2026年10月14日時点の送料案内に掲載されている金額です。梱包が複数に分かれる場合は箱数分の送料がかかります。離島や特別な配送条件、税の扱いを含む最終支払額は、注文時または見積もりでご確認ください。
会場へ直接送れるかで、必要な手配が変わる
展示会場によっては、宅配便で直接受け取れない、指定時間に届かない、会場から返送できない場合があります。厳密な時間指定にも追加料金が必要になるため、搬入案内を確認してから配送方法を決めましょう。
例えば、自社で受け取って会場へ運ぶ場合は、自社から会場までの運搬費や駐車料金も予算に加えます。「会場へ直送する場合」と「自社を経由する場合」では、必要な総予算が変わるためです。
配送条件の詳細は、レンタルガイドをご確認ください。

6.見積もりは「総額」と「未確認の項目」を一緒に見る
見積もりが届いたら、金額が予算内かだけでなく、必要な条件がすべて反映されているかを確認します。記載がない費用は、無料なのか、含まれているのか、まだ未確認なのかを聞いておくと安心です。
| 見積もりの状態 | 確認すること |
|---|---|
| 商品代金と送料が記載されている | 利用期間・数量・配送先が希望どおりか確認する。 |
| 「印刷込み」と記載されている | 必要な印刷枚数とサイズが含まれるか確認する。 |
| 「別途見積もり」の項目がある | その金額が分かってから、総予算を判断する。 |
| 設営や自社からの運搬を別に手配する | 別の依頼先への支払いも、社内予算に加える。 |
見積もり依頼で伝えたい情報
- 展示会名・会場名・ブースの広さ
- 受け取り希望日・設営日・会期・返送予定日
- 希望する商品名と数量
- 印刷の有無・枚数・デザインの種類数
- 完成した印刷データの有無
- 配送先住所と会場の受け取り・返送条件
- 送料や印刷を含めた予算の上限
まだ商品が決まっていない場合は、「受付用の台が1台必要」「サービス紹介のバナーを2か所に置きたい」など、用途と必要数から伝えても構いません。
予算を超えたときは、条件を一つずつ見直す
総額が予算を超えた場合は、まず会場備品との重複や、優先度の低い追加品がないか確認します。次に、デザイン制作の依頼範囲や配送方法を見直しましょう。
費用を下げるために必要な設営日まで削ると、準備に支障が出ることがあります。「必ず必要な条件」を残したうえで、変更できる部分を相談することが大切です。
展示会備品のレンタル費用は、期間・数量・印刷・配送条件がそろうと判断しやすくなります。希望条件と予算を整理して、実際に必要な総額を確認しましょう。